ゲノムの検査を受けた後は?
ゲノムの検査を受けた賀来さん。その後はどうなったでしょうか?
登場人物
![](https://mgenaid.ncgm.go.jp/content/images/2021/02/character-genome-6.png)
- 玄務(げのむ)先生
- ゲノム医療に詳しいお医者さん
![](https://mgenaid.ncgm.go.jp/content/images/2021/02/character-amino-5.png)
- 亜美乃さん
- 認定遺伝カウンセラー®
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- 賀来さん
- 38歳。乳がんと診断された。
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- 賀来さんの母
ゲノム情報に基づいたヘルスケア
ゲノム情報がわかると、以下のように、ヘルスケア(医療・健康管理)に生かすことができます。
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- 効果的な治療につながる
- ゲノムの変化に応じた治療薬がある場合、それにより病状が改善される可能性があります。
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- がんの早期発見が
可能になる - 遺伝性腫瘍の場合には、積極的に検診を受けることでがんを早期発見することができます。
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- 病気との
付き合い方がわかる - 治療法がない病気でも、病状の変化を予測できて、どういう点に注意すべきかがわかることがあります。
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- 子供に遺伝する可能性がわかる
- 子供に同じ病気が遺伝する可能性を知ることができる場合があります。
ゲノム情報と薬
ゲノム情報がわかると、一人ひとりにあった薬の種類や量を決めるのに役立ちます。
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- ファーマコゲノミクス検査
- 一部の薬では、ゲノム情報から薬の効き方や副作用の強さを予想できる場合があります。
- 例)ワルファリンという血栓予防の薬は、特定のゲノムの変化があると効きすぎてしまう。ゲノムの検査をすることで、その人に適した量を服用できる。
![](https://mgenaid.ncgm.go.jp/content/images/2021/02/4-2-2-1.png)
- がんゲノム医療
- がん組織のゲノムの検査から、ゲノムの変化に合った薬を選ぶことができる場合があります。